飯久保廣嗣 Blog

先日、妻と軽い昼食を取っていたときに、隣で同じように食事をしている知的な20代の女性と会話をする機会がありました。話が盛り上がり、後日、ゆっくり時間をかけて食事をしようということになり、当日はその女性の友人とともに4人で楽しいときを過ごしました。

そのとき、私が話題にしたのが、「最近、若い女性が同世代の男性に魅力や関心を持たない傾向があるのではないか。その背景は何だろう」ということ。それに対し、間髪入れず異口同音に2人の女性が指摘したのは、「今の男性には志がない、だから魅力を感じない」ということでした。

思えば、学生運動華やかなりし以前の男性は、この国や社会の在り方について関心を持ち、議論を重ね、必要があればそれを行動に移し、世の中を動かす力になっていたのではないでしょうか。しかしそれ以降の男性にはその志と行動力がほとんど見られなくなっているように感じます。

世界の先進国である我国で、平成不況後、銀行預金の金利が限りなくゼロに近い状態になったにも関わらず、一人も抗議や行動を起こす人がいない現実が、すべてを物語っているようにも思えます。欧米でもしこのような状況に陥ったとしたら、まずマスメディアが問題意識として取り上げ、関心ある市民が何らかの問題提起をして、解決に向けた行動を起こすのではないでしょうか。

活力ある日本、世界から尊敬される日本、より良い日本を我々の子孫に残す。そして、我々自身も納得がいく人生を送る――。そのためには、若者のみならず、自分の人生をかけて取り組むテーマを持つことが必要なのだと思います。この思いが必ず具体的な結果として結実しなければならないということではなく、このような志を持ち続けることが何よりも大切ではないでしょうか。これには、若者たちの両親が与える影響も極めて重要だと思います。

日本の若い男性諸君、立ち上がり、志を模索せよ! とお願いしたいものです。